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ゲームの海外展開、ローカライズについてクライアント様から、よく「ローカライズしても元がとれるか分からないから、気がのらない。」といった話をおききします。確かに売れるかどうか分からないのに、ローカライズやPRに費用をかけたくないというお気持ちはよく分かります。ただローカライズ会社の我々としては、一つでも多くのゲームに海外展開をしてもらい、ローカライズのお仕事をいただきたいので、題して「ゲームの海外展開をすべき4つの理由」として真剣に考えてみました。

1.市場の規模が大きい

世界のゲーム人口がどのくらいかご存知ですか?2020年半ばには30億人を超え、31億人にせまる勢いだそうです。日本のゲーム人口が約5,200万人といわれているので、ざっと60倍ですね。また2020年の世界のゲーム市場が約20兆6,400億円で、日本のゲーム市場の約10倍。このデータを見るだけでも、なぜ海外に展開しないの?と思ってしまいますよね。

2.開発費用を回収

最近のゲームの技術はどんどん進化していて、それに伴って開発費用もどんどん上がっていると聞きます。そして、高騰していっている開発費用を国内だけで回収するのはとても難しくなっているそうです。上のデータをみてもらったら分かる通り、世界のゲーム市場・人口は日本の何倍にもなります。海外に展開して、かかった費用を回収するというのも、ありではないでしょうか。とはいえ、海外展開すれば必ず回収できる訳ではないので、そこの判断は難しいところですが・・・その為にも、そのコンテンツがどの国のユーザーに適しているのかを知る事も重要です。

3.昔と違い海外でも簡単に売れる場所がある

ゲームを海外展開するとなるとローカライズすれば終わりではなくて、ゲームを売らなければいけない訳ですが、昔に比べて自分たちで売ることができるようになりました。特にSteamの台頭により、個人でも世界中でゲームの販売ができるようになりました。

ただし、ストアにおくだけでは、すぐに埋もれてしまいますので、インフルエンサーなどを使った現地でのPRもおすすめします。

4.企業ブランディングに繋がる

たくさんの人に会社名やゲームタイトルを知ってもらうのは、今後のセールスに大きく関わってくることだと思います。海外のユーザーにも認知される事で、将来的に優秀な外国人エンジニアの採用にも繋がるかもしれません。

いかがでしたか?確かに海外展開を行うにはお金がかかりますので、どうしようか悩まれえるのも理解ですます。しかし、上記を読んでいただいて、やってみようかなと思ってもらえたのではないでしょうか。それに、海外展開をする際には、国からの助成金を利用することもできます。(以下参照)

経済産業省の助成金が受けられます。

J-LOD(https://www.vipo.or.jp/u/J-LOD1_r2_youkou.pdf?210701)

1案件につき最大2,000万円、1社につき、最大4,000万円まで、ローカライズ費用の1/2または1/3が補助されます。今年度の申し込み期限が、2022年1月31日と非常にタイトなので、来年度のJ-LODのニュースを見逃さない様にしましょう。

2022年、新たな取り組みとしてぜひ海外展開について検討してみてください。ローカライズだけではなく、PRやカスタマーサポートといった形で、私たちもお手伝いさせていただきます。

 

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